不動産投資
呑助さん
不動産投資ってどういう投資なの?
出来男さん
不動産投資は宅地や建物の投資で、
- 他人に貸して得る家賃収入
- 購入した時よりも高く販売することで得られる売却益
の2つあるよ。
詳しい仕組みを見てみよう。
不動産投資の仕組み
不動産投資で得られる収入は大きく2つあります。
家賃収入
1つめは家賃収入です。
購入した物件を貸し出し、その家賃収入を得るものです。
得る家賃収入がある一方、管理費や修繕費などの経費、ローンの返済の支出が発生しますので、
収支のバランスで黒字か赤字が決まります。
10万円の家賃収入あり、管理費・修繕費の経費1万円、ローン返済8万円の場合、
1万円の利益(黒字)で運用できていることになります。
売却益
もう1つは売却益です。
不動産を購入した価格よりも、高い価格で売却することで得られる利益です。
3,000万円で購入した物件を3,500万円で売却した場合、500万円の利益になります。
この売却益(売却所得)に税金がかかります。
不動産投資の種類
代表的な不動産投資の種類は下記です。
- 1. 区分マンション投資
- 2. 一棟マンション投資
- 3. 戸建て投資
- 4. J-REIT(不動産投資信託)
- 5. 民泊投資
- 6. 駐車場投資
知っておきたい表面利回りと実質利回り
不動産投資における「利回り」は2つあります。
表面利回り
1つは、表面利回りです。
これは「年間家賃収入 ➗ 物件価格 x 100」で計算されます。
計算例: 物件価格 2,000万円、家賃収入 10万円 x 12ヶ月 = 120万円 表面利回り 6% = (家賃収入 120万円 ➗ 物件価格 2,000万円) x 100
実質利回り
もう1つは、実質利回りです。
これは各種管理費や税金などを考慮しており、
「(年間家賃収入 ー 年間支出)➗ 物件価格 x 100」計算されます。
表面利回りはよかったが、実質利回りが悪いということがあります。
計算例: 物件価格 2,000万円、家賃収入 10万円 x 12ヶ月 = 120万円、年間支出 20万円 実質利回り 5% = {(家賃収入 120万円 ー 年間支出 20万円)➗ 物件価格 2,000万円)} x 100
参考;不動産利回り相場
不動産投資のメリットとデメリット
メリット
- 人のお金で投資し、家賃で返済できる
- 節税効果がある
- 年金の形成ができる
- 生命保険、死亡保険として活用ができる
- 相続税対策になる
- 物価変動に強い
デメリット
- 初期費(ランニングコスト)が必要
- 流動性リスクがある
- 空室リスクがある
- 固定費がかかる
- 不動産価格の下落リスクがある
- 天災リスクがある
まとめ
呑助さん
不動産投資はメリット、デメリットあるんだね。
出来男さん
投資なので確実に大丈夫ということはないので、
メリットだけでなくデメリットも理解した上で運用しないとね。
不動産投資は色々な知識が必要になるので、
日頃から情報収集と勉強することが重要だね。
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